障害者がケアを受けながら生活するグループホーム。定住する2名と、いずれは自立を目指しアパートに移ろうとしている4名が過ごしている。建物配置は敷地形状を生かしながら、入居者と地域住民との交流の場を目的とした広場が中心になるような「くの字」となっている。個室は当たり前の生活を支援するために充実した機能を持ち、また、各居室へ外部から直接アプローチできるようになっている。1階の中心に食堂があり、家庭的なスケール感になるようにコンパクトな広さとし、交流しやすい雰囲気になるよう配慮している。